安価ながらも育成時の牧場でのコメントが良く、私の所持2歳馬3頭の中ではもっとも走りそうだった我らが愛馬エンジェルウィング。
デビュー戦の前走は16頭とフルゲートでしたが4番人気とかなり支持を受けます。しかし、事前の追い切りは水準以下の動きで私は半信半疑で7、8着を予想。パドックでは大人しくデビュー戦とは思えないほど落ち着いて周回しており馬体も外見は好馬体でした。
ところが、レースを走って見るとずっと追い通しで私は早々に垂れての大敗を覚悟せざるを得ませんでした。しかし、軽い相手に恵まれたこともありなんとか6着で入線。福永祐一騎手曰く馬格に見合うだけの中身が伴っていない感じで、走り方も分かっていないような印象。更に全体的に関節の緩さもあるという見立てで、それでこのくらい走れるのなら少なくとも未勝利戦くらいは脱出してくれるだろうと反って自信になりました。
大型馬が1度使われ、次は最低でも掲示板と意気込みますが、前走後全体的に緩さもあるので、短期で放牧に出して馬体のチェックとリフレッシュを図るということで9月27日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。
10月11日に更新されましたクラブ公式HPエンジェルウィングの近況報告によりますと9月27日に短期でリフレッシュ放牧に出されていたエンジェルウィングが10月11日に栗東トレセンに帰厩したということです。
このタイミングでの帰厩ですと 次走は10月21日 京都1R 2歳未勝利 ダート1400m 牝馬限定が濃厚と思われますし、そこが最適だと思います。
以下は10月12日に更新されましたクラブ公式HPエンジェルウィングの近況報告です。
「牧場での調整も順調のようでしたので、予定どおり短期間で戻させていただきました。さっそく今日から乗り出してり、坂路を普通キャンターでサッと1本上がっています。来週の京都に牝馬限定戦のダート1400mがあるので、今のところはそこを目標にするつもりですが、大型馬とはいえ一度競馬に使っていますし、この後もスムーズにピッチを上げて仕上げていくことができそうですよ」(牧田師)21日の京都競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1400m)に川田騎手で出走を予定しています。
ということで次走予定が私の予想通り10月21日 京都1R 2歳未勝利 ダート1400m 牝馬限定であると発表されました。しかも鞍上は私の最も愛馬に乗って欲しい騎手の1人川田将雅騎手ということで激アツです。牧田和弥先生は本当にレース選択も騎手選びも言うことナシですね。
前走の牡馬との一般戦から牝馬限定戦になりますし、少なくとも掲示板を確保したいですね。
前走前 9月21日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.3
3F 40.8
2F 26.7
1F 13.3
ディスピュート(古馬500万下)馬なりを0.3秒先行同入
10月13日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
助手
4F 56.0
3F 40.3
2F 26.2
1F 12.7
10月18日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.7
3F 39.5
2F 25.7
1F 12.7
10月13日、11日に帰厩後1本目の追い切り時計を計時しました。全体の時計は56秒0と前走前の55秒3とさして変わりないですが、終いを12秒台で駆け上がっており、もうこの時点で以前よりも状態は上向きと見ます。やはり大型馬ですし、1度レースを使われて緩かった馬体が多少引き締まってきた感じですね。もちろん、それでもすぐにビシッと完成とは行かないでしょうが、レースでも前走以上を期待出来そうです。
10月18日、馬なりですが自己ベストを更新し、坂路4ハロン54秒台の時計を出すことが出来ました。この時計なら未勝利クラスでは勝ち負け水準と思っています。しかも終い1ハロンを12秒台で上がって来ています。前走前は追い切りの動きに不満でしたが、今回は満足しています。
私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。前走は「B−」と水準以下の動きというジャッジでしたが、今回は確実にそれよりも上向いています。私は勝ち負けを意識しています。
デイリー馬三郎では”気配上々B”とこちらも前走よりも高い評価を頂戴しております。
以下は同日(10月18日)更新されましたクラブ公式HPエンジェルウィングの近況報告です。競馬ブックでは”多少上向く”と核心をついてしまっていて困りますネ(苦笑)。
「先週は金曜日に坂路で終い重点に時計を出し、その後も順調に乗り込みを続けています。今朝は最終追い切りということで、坂路で強め程度に負荷をかけました。相変わらず迫力のある動きで気配は良好です。休み明けとはいえ短期で戻したので緩みはなく、馬体も見た目に締まってきたなという印象ですよ。大型馬でまだ良くなる余地はあるのでしょうが、実戦を使った上積みは大きいと思います」(牧田師)21日の京都競馬(2歳未勝利・牝馬限定・ダ1400m)に川田騎手で出走を予定しています。
ということで、競馬ブックでは馬なりの評価でしたが、牧田先生としては強め程度だったということです。”迫力のある動き”と評していただいており期待は増すばかりです。いつも牧田先生は私と同じ見解で、上積みに期待とまだこれから更に良くなる余地があるということで嬉しいですね。
今この発展途上の段階で勝ち負け出来るのなら、結構なところまで出世出来ると思いますし、最初からそう期待してのこの馬の購入です。今回は最低でも馬券圏内に絡んで欲しいですね。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優 | アップファーレン | 松田大作 | 10/07 未勝利 | 京都芝1600 | 5 | 2 | 3 | 2 | |||
ウインタイムリープ | 9/23 未勝利 | 阪神芝1600 | 8 | 10 | 8 | 11 | 6 | ||||
エスシーハンコック | 9/30 新馬 | 中山芝1600 | 14 | 3 | |||||||
エンジェルウィング | 川田将雅 | 9/24 新馬 | 阪神ダ1400 | 6 | 4 | A− | |||||
シゲルミズナ | 幸英明 | 10/14 新馬 | 京都ダ1800 | 10 | 9 | ||||||
優 | ナムラキヌ | 秋山真一郎 | 9/30 未勝利 | 阪神ダ1400 | 3 | 1 | 2 | 10 | 4 | ||
ナムラルビー | 川須栄彦 | 10/07 未勝利 | 京都芝1600 | 7 | 7 | 6 | |||||
ピエナシニスター | 太宰啓介 | 7/30 未勝利 | 札幌芝1200 | 5 | 4 | 5 | |||||
ピッパ | 松若風馬 | 10/09 新馬 | 京都芝1600 | 9 | 10 | ||||||
ビナロータス | 10/01 新馬 | 京都芝1600 | 8 | 7 | |||||||
レーヌビクトリア | 和田竜二 | 7/22 新馬 | 中京芝1400 | 10 | 9 |
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート16頭のところに現在11頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジです。比較的弱面揃いで嬉しいですね。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優 | アップファーレン | 松田大作 | 10/07 未勝利 | 京都芝1600 | 5 | 2 | 3 | 2 | |||
ウインタイムリープ | 松山弘平 | 9/23 未勝利 | 阪神芝1600 | 8 | 10 | 8 | 11 | 6 | |||
エスシーハンコック | 森裕太朗 | 9/30 新馬 | 中山芝1600 | 14 | 3 | ||||||
エンジェルウィング | 川田将雅 | 9/24 新馬 | 阪神ダ1400 | 6 | 4 | A− | |||||
シゲルミズナ | 幸英明 | 10/14 新馬 | 京都ダ1800 | 10 | 9 | ||||||
優 | ナムラキヌ | 秋山真一郎 | 9/30 未勝利 | 阪神ダ1400 | 3 | 1 | 2 | 10 | 4 | ||
ナムラルビー | 川須栄彦 | 10/07 未勝利 | 京都芝1600 | 7 | 7 | 6 | |||||
ピエナシニスター | 太宰啓介 | 7/30 未勝利 | 札幌芝1200 | 5 | 4 | 5 | |||||
ピッパ | 松若風馬 | 10/09 新馬 | 京都芝1600 | 9 | 10 | ||||||
ビナロータス | 菱田裕二 | 10/01 新馬 | 京都芝1600 | 8 | 7 | ||||||
レーヌビクトリア | 和田竜二 | 7/22 新馬 | 中京芝1400 | 10 | 9 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり
結局想定通りの11頭で確定しました。
フルゲートは16頭。スタート地点は向正面2コーナー奥のポケット。
2コーナーの引込み線は芝コースになっており、ダート1200mから200m延長した部分はほとんどが芝になっている。外枠に行くほど芝を長く走ることになるが、単純に外枠が有利というわけでもない。ほぼフラットと見ていい。芝も走れる馬に限り有利と言える。
3コーナーまでの直線の長さはダートコースとしては非常に長い。1200mに比べて馬群は縦長になりやすいが、先行争いが緩くなることはほとんどない。
逃げ・先行馬が圧倒的に強いコースで、信頼できる軸馬は好位からレースを進められるタイプ。穴を狙う際にも、差し馬よりも人気薄の逃げ粘りを狙う方が効率が良い。
また、産駒的にも大きな傾向が見られる。フォーティーナイナーやアフリート、ジェイドロバリー、エンドスウィープといった軽いダートを得意とするミスタープロスペクター系の種牡馬が圧倒的に強い。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント スタート、種牡馬 種牡馬ベスト クロフネ、キングカメハメハ、フジキセキ、ハーツクライ 連対騎手ベスト 川田将雅、福永祐一、幸英明、岩田康誠、池添謙一 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分26秒9 1分26秒0 1分25秒6 1分27秒1 2歳未勝利 1分26秒6 1分27秒1 1分26秒4 1分26秒4 2歳500万 1分25秒4 1分24秒5 1分25秒6 3歳新馬 1分27秒2 1分26秒4 1分25秒8 1分26秒2 3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒1 1分25秒9 1分26秒1 3歳500万 1分25秒5 1分24秒3 1分24秒5 1分26秒0 古馬500万 1分25秒4 1分25秒1 1分24秒6 1分24秒7 古馬1000万 1分24秒6 1分24秒1 1分24秒1 1分24秒3 古馬1600万 1分24秒0 1分23秒4 1分22秒7 1分23秒8 古馬オープン 1分23秒9 1分23秒9 1分23秒5 1分24秒7
今回のエンジェルウィングの鞍上は私が最も愛馬に乗って欲しい騎手の一人・川田将雅騎手です。前走6着と掲示板に載れなかったエンジェルウィングですが、牧田和弥先生、最高の騎手を確保してくださいました。エンジェルウィングの動きも前走前よりも良くなっていますし、川田将雅騎手確保ならここは一気に勝ちたいですよね。
川田将雅騎手と言えば、今や浜中俊騎手と並び、日本の若手のツートップ。技術、センス、追いの強さなど、どれをとっても超一流で、馬の能力以上のものを引き出してくれる安心感抜群の騎手です。私の騎手ランキングでも最高ランクの「S」評価です。実績、勝率等申し分ない超一流の騎手です。
我が愛馬には過去12度騎乗していただいておりますが、1度6着があっただけでそれ以外は全て掲示板を確保してくれています。2014年9月には500万クラスでも低迷をしていたグランデアモーレを抜群の騎乗で1000万クラスを突破させていただきました。その後準オープンでは戸崎圭太騎手が乗ってかかってしまい制御出来ず大敗など一流の騎手でも上手く制御できないような馬を意図も簡単に抑え込んで操る技術は特筆モノです。また2014年2月のマデイラでは、こちらも500万クラスでもさっぱり勝ち負けに絡めずに低迷していたマデイラを抜群の判断でハナに持って行き、追いの強さで持たせて残し勝ち上げてくれました。彼でなければ勝っていなかったと思います。
私も過去GTでの騎乗ぶりに苦言を呈したこともありましたが、それは過去の話。今は安定感も抜群で本当に乗れる騎手に成長。もちろん期待は大きいです。
2017年10月19日現在、中央通算1112勝、勝率12.8パーセント、連対率23.4パーセント、GTは9勝。2016年のダービー(マカヒキ)など。重賞は58勝。これは同期の中でも群を抜いて素晴らしい成績です。
昨年(2016年)は中央135勝、勝率18.9パーセント、連対率31.5パーセントとトップジョッキーの数字。本年(2017年)はここまで68勝、勝率15.2パーセント、連対率31.5パーセントと絶好調だった昨年よりは少し勝ち数や勝率が落ちるものの素晴らしい成績。
川田 将雅(かわだ ゆうが)は1985年10月15日佐賀県生まれの32歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する14年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー時は安田隆行厩舎所属。現在はフリー。
曾祖父(川田若弥)が佐賀競馬場所属の騎手で、祖父(川田利美)・父(孝好は地方競馬全国協会(NAR)佐賀競馬場の現役)・伯父(宮浦正行は大井競馬場の現役)が調教師という競馬一族に生まれ、自然と騎手を目指すこととなった。同じくJRA所属の鮫島良太騎手とは、幼稚園時代から先輩後輩の関係。
妻は元タレントのおおつか麗衣。
2004年、栗東・安田隆行厩舎所属の騎手としてデビュー。同期は高野和馬、丹内祐次、津村明秀、水出大介、吉田隼人、上野翔、藤岡佑介らがいる。3月7日中京競馬第2競走のシュアリーゴールドでデビューし、15頭立ての5着に入る。初勝利は3月20日、阪神競馬第8競走のホーマンルーキー。1年目は16勝で終わるが人気薄の3着が多く、その頃からも穴騎手として注目されていた。とりわけ500万円以下クラスの3着率が高く、1年目の3着17回のうち12回は500万円以下クラスでのものであった。
2005年は成績を大きく伸ばし、39勝を挙げた。しかし特別競走での勝利は前年のゲヴァルトの甲東特別とエイシンヘーベの大濠特別の2勝のみで、依然として穴騎手という印象が強かった。
2005年2月26日の丹波特別でゲヴァルトがゲートで暴れて第2頚椎骨折を発症し斃死した。その時、将雅は真っ先にゲヴァルトの元に向かい、その後関係者から渡されたゲヴァルトのゼッケンを持ち帰り、泣き崩れていたという話がある。将雅にとっては初の特別勝ちをもたらしてくれた馬である。
2006年からはフリーの騎手として活動している。小倉大賞典をメジロマイヤーとのコンビで逃げ切り(騎乗したメジロマイヤーの馬主である「メジロ牧場」の勝負服(白・緑一本輪・袖緑縦縞)を着用すべきところを、誤って「メジロ商事」の勝負服(白・緑一本輪・緑袖)を着用しレースに騎乗するアクシデントがあった(勝負服を用意するのは調教師である田島良保の義務となる))、重賞初制覇を達成する。さらに中京記念ではマチカネオーラとのコンビで豪快に捲り、重賞2勝目をあげた。そして、東京優駿(日本ダービー)で初めてのGT級競走騎乗を果たす(スーパーホーネットで15着)とその直後の目黒記念をポップロックで勝利した。
8月に通算100勝を達成。しかし、9月30日の中京競馬第4競走で落馬し、右橈骨骨幹部骨折・右尺骨頭脱臼という大怪我を負った。2007年1月6日の京都競馬で復帰するまで長期休養を余儀なくされた。
2006年には関西騎手リーディング11位、2007年には同8位、2008年も同8位に入るなど、若手としてトップクラスの活躍を見せている。また接戦に強く、2006年に写真判定になった際の勝率は10回以上機会があった騎手の中で第1位だった。
2007年4月1日、阪神競馬第1レースの3歳未勝利戦にて白毛馬のホワイトベッセルに騎乗して勝利。JRA史上初の白毛馬での勝利騎手として歴史に名を残すこととなった。この時は余程嬉しかったのか、第1レースの未勝利戦であるにもかかわらずガッツポーズを見せた。レース後のコメントでも「重賞レースと同じくらい興奮した」と語っている。
2008年4月20日、第68回皐月賞をキャプテントゥーレで制覇し、GT級競走及びクラシック競走初勝利を飾った。同期の中では最初のGT級競走制覇であった。この年は重賞を6勝している。
2009年10月に通算300勝を達成。11月3日、公営名古屋競馬場で開催された第9回JBCスプリントをスーニで制覇し、交流重賞競走初勝利を挙げた。
2011年10月3日、第44回スプリンターズステークスにおいて、ダッシャーゴーゴーに騎乗。第2着に入線も、4着に入線したサンカルロの進路を妨害して第4着に降着。2010年10月9日から10月17日まで4日間騎乗停止処分の制裁を受ける。11月20日6回京都6日第8競走にてエイシンナナツボシで勝利し、自身初の年間100勝を達成。この年は109勝だった。
2013年10月12日4回京都3日第7競走(3歳500万下)をマラネロで制し、本年最速自身2度目の年間100勝を達成。最終的に120勝を挙げ、JRA最多勝利は逃したもののJRA最高勝率を獲得。この年は年間100勝達成者が7名おり、その中でGT未勝利は川田と北村宏司(年間101勝)のみである。また、川田は阪神ジュベナイルフィリーズでハープスター(2着)、朝日杯フューチュリティステークスでアトム(5着)と2週連続でGT競走1番人気を背負ったが勝利する事は出来なかった。しかし、宝塚記念では5番人気ダノンバラードをジェンティルドンナ、フェノーメノ、後にGT馬となるトーセンラーを抑え、ゴールドシップの2着に入線している。 さらにこの年は自身初のJRAフェアプレー賞を獲得している。
2016年5月29日、第83回日本ダービー(東京優駿)でマカヒキに騎乗し優勝。ダービー初制覇と共に史上8人目の3歳牡牝クラシック競走完全制覇を成し遂げる。9月11日、阪神6Rをラヴアンドドラゴンで制し、JRA通算1000勝を達成した。デビューから12年6カ月5日、30歳10カ月28日で節目の大台へ到達した。武豊(デビューから8年4カ月23日、26歳4カ月9日)に次ぐ史上2番目のスピード記録となった。
「パワーとバランスは素晴らしいの一言。しっかりと馬を抑え込み、追いに入ると姿勢を崩すことなくガッツリと伸ばしてくる。立ち回りも自在だ。外から交わされて完全に負けという態勢になりながら、しごいて差し返すことがある。」(2012年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績 (12戦4勝)
2010年 8月 1日 ステップシチー 小倉記念 GV 小倉芝2000m 5着/13番人気
2011年 7月24日 フランベルジェ 2歳未勝利 京都ダ1200m 1着/1番人気
2012年11月 4日 フロアクラフト 2歳新馬 京都芝1800m 2着/2番人気
2012年11月 8日 マデイラ JRA指定交流 沙流川特別 門別ダ1200m 4着/2番人気
2013年 1月12日 フロアクラフト 3歳未勝利 京都芝1800m 1着/3番人気
2014年 2月22日 マデイラ 稲荷特別 1000万下 京都芝2000m 1着/2番人気
2014年 9月20日 グランデアモーレ 瀬戸内海特別 1000万下 阪神芝1400m 1着/4番人気
2016年 1月30日 グリューヴァイン 500万下 京都ダ1200m 6着/1番人気
2016年 4月 9日 グリューヴァイン 500万下 阪神ダ1200m 2着/3番人気
2016年 8月21日 マルムーティエ 2歳新馬 小倉芝1200m 3着/1番人気
2016年 9月11日 マルムーティエ 2歳未勝利 阪神芝1400m 3着/1番人気
2016年10月 8日 マルムーティエ 2歳未勝利 京都芝1600m 4着/2番人気
2013年1月12日 京都5R 3歳未勝利で愛馬フロアクラフトに騎乗する川田将雅騎手(1着/3番人気)
競馬ブック
見解
「アップファーレンの前走はひと息入っていたうえに厳しい展開。止まったのも無理はない。前捌きに硬さがありダートはこなすはず。ナムラキヌはダートで内容が安定。エンジェルウィング、ピエナシニスター注。」
短評は「主力対等」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU ビナロータス △△ 穴 ピエナシニスター △ △ △△ △ エンジェルウィング △△ ▲ ▲ ▲ ナムラルビー △△ レーヌビクトリア 穴 ウインタイムリープ △ アップファーレン ▲ ◎ ◎ ◎ ナムラキヌ ○ ○ ○ ○ ビッパ ◎ △
あとは無印
予想オッズ
馬名 予想オッズ アップファーレン 2.9 ナムラキヌ 3.1 エンジェルウィング 4.1 ピッパ 7.5 ピエナシニスター 11.0 ウインタイムリープ 18.0 ビナロータス 21.1 レーヌビクトリア 25.6 エスシーハンコック 28.4 ナムラルビー 28.7 シゲルミズナ 33.0
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 エンジェルウィング 54 54 アップファーレン 70 66 70 51 ナムラキヌ 66 51 63 66 ピッパ 60 60 ピエナシニスター 52 48 52 ウインタイムリープ 51 29 37 51
デイリー馬三郎
本紙の見解
「◎アップファーレンは体形や走法から、道悪での千六は微妙に距離が長い。しかもその前走は急流…度外視していい。今回はダートに矛先を向けたが、芝スタートで締まった砂質なら上質のスピードと先行力が生きるはず。ここは確勝とみた。〈吉田〉」
◎ アップファーレン
○ ナムラキヌ
▲ エンジェルウィング
× ナムラルビー
☆ ウインタイムリープ
△ レーヌビクトリア
エンジェルウィングは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 6記者、×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 1記者、無印 1記者
エンジェルウィング(6着)
「ダートは合いますが、まだ緩さが残る走りでしたね。現状は馬格に中身が追いついていない感じですが、いい馬だし、走ってくると思います。」(福永祐一騎手・競馬ブック)
「とてもいい馬ですね。ただ、まだ馬格に見合うだけの中身が伴っていない感じで、走り方も分かっていないような印象でした。全体的に関節の緩さがありますし、本当に良くなるのはもう少し先かなと思いますが、その中でも今回ある程度のことは経験できたので次は変わってくるでしょう」(福永祐一騎手・キャロットクラブ公式HP)
「スタートは良かったのですが、いかにも大型馬の初戦という感じで終始促しつつの追走。それでも最後までしっかりと脚を使っていて次につながる内容でしたし、一度使っての上積みもありそうなレースぶりだったと思います。ジョッキーも言っていたようにまだ緩さがある馬なので、この後は状態をよくチェックしてから考えます」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)
「仕上がる。ゲートは出たが、砂を被ると外へ張り気味。直線でも頭が高めで集中できていない感じだった。それでも最後まで止まっていない。馬っぷりは悪くなく、レース慣れすれば走ってきそう。」(競馬ブック)
エンジェルウィング
「初戦は緩さがあったので、叩いた効果はありそう。今回は行き脚もつくはず。」(牧田和弥調教師・デイリー馬三郎)
「初戦の内容は悪くなかったですし、大型馬で上積みは大きそう。前進を期待します。」(牧田和弥調教師・競馬ブック)
前走前は私が追い切り評価で「B−」(水準以下)と低い評価を付けるほどの緩慢な動き。しかも大型馬の初戦ということで大敗も覚悟の状態でした。しかし走って見ると16頭とフルゲートにもかかわらず4番人気に支持をされ6着と頑張ってくれます。
今回は1度使われ、追い切りの動きは格段に良くなりましたし、常識的にも大型馬の叩き2走目ですから前進は可能でしょう。
ただでさえ前走の牡馬との一般戦から牝馬限定戦になるのに更に登録メンバーも弱面ですし、鞍上も剛腕の川田将雅騎手を確保していただきましたから、これは勝ち負け出来ると思います。いや、この弱面揃いのチャンスを活かしてここで勝ち上がって欲しいですね。
当日は休日でしたので前走に引き続き口取りを申し込みました。前走は非当選除外の刑に処せられており、除外権がありましたから、今回は当選は確実と高を括っておりましたが、13分の10という私としては狭き門を見事に突破し口取りの権利を獲得しました。
当日朝1頭取り消してななんと10頭立てに。これで益々上位への期待は高まります。
エンジェルウィングの馬体重は前走同様の516キロ。競馬ブックでは”絞れていなかった”との評価。
私がこの直前にバイクで競馬場に向かっていたときはほとんど雨は降っていなかったのですが、そこから30分ほどでかなり降ってきました。こうなると持っている口取りの権利が微妙なんですよね(笑)。ハナ差2着でも良いかなんて思えたりして・・・。
とまーれーの合図。
ありゃりゃ、お客様にお尻を向けてはいけませんと言っているでしょ!!
今回も丁寧にチェックする牧田和弥調教師。
先生は結構な雨でも傘も差さず合羽も着ずです。スーツを何着か持って来ていらっしゃるのでしょうか。
カメラに気付くエンジェルウィング。
1Rなので川田将雅騎手登場。雨でも当然パドックには来てください。
牧田和弥先生の表情からは勝機がたっぷり。
素晴らしい筋肉で、中身が伴えばかなり走ると思っているんですがねぇ。
パドックでは前走前と違ってチャカチャカとしていました。
馬も気合いが乗ってきました。鞍上も助手さんも良い雰囲気です。
3番人気のオッズに目が行く川田騎手。
まずは手堅く朝イチから1勝だなとほくそ笑むカワタ。
結構ギリギリまで合羽着ているんですね。
返し馬。
ううーーーん、頭が高い。控えおろぅ。
名手・カワタ、さすがのスタート。
しかし、かなり押っつけますが芝部分の走りはイマイチです。
同じ2歳愛馬トゥンバドーラほどの二の脚もなく馬群の中団へ。
結局道中は6番手。
しかし、手応えが悪く促して促しての追走となります。ううーーん、前走と一緒。
最後まで促しての追走で川田騎手はこの日2Rだけ騎乗馬を空けていたんですよね。そりゃあ疲れるわ。
この手応えからは直線は馬群に沈むだろうと誰もが思っていましたが、周囲に他馬がいなくなると加速してきます。
切れると言った感じではありませんが最後まで渋太く脚を伸ばします。
これだけの差があり掲示板も苦しいかと思いましたが・・・。
最後に10番の馬を交わして5着に浮上。
これで掲示板を確保してくれます。次走への優先権もありますし嬉しいですね。
上位4頭は僅差。この中に入りたかったですね。
少し離れて今5番手でゴール!!
掲示板はすんなりと上がります。
今回のエンジェルウィングの走破時計は1分26秒9重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは重不良馬場で1分24秒8、勝ち馬の走破時計は1分26秒3でした。
全体に遅い時計でなんとか掲示板に浮上できましたが、今の走りでは時計が速くなると掲示板すら危ういかも知れません。道中をもう少し楽に運びたいですね。使いつつ良化するのを気長に待つしかないのでしょうね。
エンジェルウィング(5着)
「脚抜きのいい馬場で、全体的に忙しい感じでしたが、慣れてくればと思います。」(川田将雅騎手・競馬ブック)
「キックバックをちょっと気にしたこともあって前半は追走に手間取りましたが、直線で砂を被らないところに持ち出したらしっかり反応してよく伸びてくれました。まだ2戦目で経験を積んできている馬に比べるとなかなか流れに乗れませんでしたが、このあたりはパサパサのダートなら違うでしょうし、距離はこのぐらいでいいと思います。すぐにチャンスは来そうですよ」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)
「レースぶりを見て距離を延ばした方がいいのかとも思ったのですが、ジョッキーに話を聞くとキックバックで進んでいかなかっただけで、距離はこれぐらいで良さそうとのこと。雨で馬場が悪くなったのも不運でしたが、馬は着実に良化していると感じますし、次は決めたいですね」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)
エンジェルウィング(5着)
「絞れていなかった。押しても中団がやっと。砂を被っているせいか、道中も追い通しで楽できるところがなかったが、直線で外に出してからしっかりと伸びた。慣れてくればもっとやれそう。」(競馬ブック)
本賞金は50万円。内国産馬奨励賞が11万円。特別出走手当が42万円。合計103万円。1口で割りますと1850円程度になると思います。
まだまだ緩く、レース下手ですが、それ故にこれからパンとしてくればどこまでやれるのかと期待させてくれます。まだまだ焦る時期でもないですし、使いつつ良くなってくれれば良いですね。
大型馬の1度使われた2戦目で、追い切りの動きも良化していましたし期待していましたが5着とほぼ前走と同じような内容でした。前走は14頭立て6着でしたが今回は10頭立てでしたからねぇ。
結局道中はキックバックを嫌がり追い通しの下手な競馬は変わりません。もう少し道中を楽に追走できなければ勝ち負けは難しいですよね。しかし、コツコツ走らせて競馬を覚えさせるしかありません。そんな中でも次走への優先出走権を取ってくれたことは大きいですね。
まずは楽に追走出来てどのくらいの成績が残せるのか。それがいつ来るのかはわかりませんが、レースを使っていけば徐々に慣れてくると思います。馬体は良いので来年の今頃は良いところにいると思うのですが、まずは勝ち上がらないことには来年の今頃はありませんからねぇ。
頑張れエンジェルウィング!!
2017年 9月24日 デビュー戦 2歳新馬 阪神ダ1400m (6着/4番人気) 写真多数付き現地観戦レポート